

応急処置(RICE処置)
RICE(ライス)処置という言葉を聞いたことがありますか? この言葉はスポーツ時の捻挫や自宅などでのやけど・打撲等のケガをしたときに行ってほしいものになります。 ケガをしたときは炎症が起こります。 炎症とは 疼痛(痛み)・・・痛み感覚を起こす化学物質(セロトニンやブラジキニン)が出ます。 発熱・・・炎症時に産生された、白血球やマクロファージという体を守ってくれる物質が熱産生することで引き起こされます。 腫脹(腫れ)・・・ヒスタミンなどの働きで毛細血管の血液が増え、通常血管内にある物質も血管外に流れ出し、腫れというものが起こります。 発赤(赤くなる)・・・毛細血管の拡張で赤く見えます。 そこで、RICE処置というものが大事になってきます。 Rest(レスト)・・・・安静、休ませる Icing(アイシング)・・・・冷却、冷やす Compression(コンプレッション)・・・・圧迫、患部に圧力をかける Elevation(エレベーション)・・・・挙上 これらの頭文字をとりRICE処置と言います。 他にも呼び方があり・ICER・RICESなどもあります