膝の下が痛い。オスグット??
一般的に「オスグット」などと言われがちですが、この症状を発表した医師の名前が付けられています。
オスグット・シュラッター病は成長期における膝の疾患です。
膝のお皿の下の脛骨と言われる骨の脛骨粗面と言われる場所の骨が炎症を起こし骨が盛り上がってくる状態になります。
大腿四頭筋という太ももの前の筋肉は、股関節から膝蓋骨を介し脛骨粗面に着き膝を伸ばす働きがあります。
筋の働きは立った状態だと、股関節を曲げる作用があります。
座った状態や足を浮かせた状態では、膝を曲げる働きがあります。
例、サッカーでボールを蹴る時の膝を曲げてから膝を伸ばす時に使われます。
ですので、大腿四頭筋の緊張、使い過ぎなどで硬くなり、骨の成長と、筋肉の成長のアンバランスがあった時に、筋の付着部位である脛骨粗面が引っ張られて骨が盛り上がるのです。
主に筋肉の引っ張る強さにより痛みが発生します。
さらに、骨が盛り上がるのですから痛みが出ます。
押しても痛みが出ますし、成人になってからも「正座すると痛くてできない」
等の言葉も聞きます。
どのようなことで多いかというと
年齢は
小学校高学年~高校生(11~16歳)くらいに起こりやすいです。
足を使うこと。走る。蹴る。ジャンプする。
など、
大腿四頭筋を多く使う人に発生しやすくなります。
スポーツとして
サッカー、柔道、陸上、バスケットボール、バレーボールなどあります。
体に合わない練習量
ストレッチ(ウォーミングアップやクールダウン不足)
大腿四頭筋の疲れ
などもあります。
病院では
レントゲン、湿布、飲み薬、サポーター、電気などです。
つばめ鍼灸接骨院では
痛みの場所、質、どのような時に痛みがあるのか確認をします。
施術として整体や鍼灸で大腿四頭筋の緊張を緩めるようにし、裏の筋肉のハムストリングも一緒に緩めていきます。
アイシング、ストレッチやテーピングを足の状態をみながら行っていきます。
そのほか、ストレッチ指導、テーピング指導、スポーツの指導、日常生活指導などもしていきますが保護者の方にもして行きます。
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