

足がむくむ!?
人の体重は、約60%が水分です。 むくみは、血管内の水分が血管外に漏れて組織液が増え、行き場がなくなっている状態をいいます。 全身のむくみと、身体の一部に症状が出る局所性のむくみに分けられます。 全身性のむくみは心臓、腎臓、肝臓などの内科的な病気が原因になります。 局所性の場合は静脈・リンパ管や炎症が関係しています。 全身性浮腫 心原性浮腫:心臓が原因によって起こるもの。心不全など。 腎性浮腫:腎臓の病気によって起こるもの。ネフローゼ症候群など。 肝性浮腫:肝硬変や門脈圧亢進症が原因で生じます。 内分泌性浮腫:甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症のほか、 栄養障害性浮腫:食欲不振により、血液中のタンパク質が低下した時に起こるものです。 肥満性浮腫:皮下脂肪が静脈を圧迫するために浮腫が生じます。 局所性浮腫 リンパ性浮腫:がん治療によりリンパ節の切除などによって発症します。 炎症性浮腫:やけどや痛風などにより発症します。 外傷性浮腫:骨折、打撲、切創などにより傷口からの細菌が侵入することで生じるむくみです。 体験されている人が多い足のむくみの場合は、


イライラ、急に汗これって更年期??
「更年期障害」「更年期」この言葉を聞いたことはあるでしょうか? 日本人の女性が閉経を迎える年齢は、50歳頃といわれていて、45歳~55歳の約10年間を「更年期」と呼びます。 その頃になると、女性ホルモンの急激な減少により、体とホルモンの減少の変化がついていけずに起こるのが「更年期障害」と呼ばれる不調です。 そもそも、なぜなるの?なにそれだと思います。 まず原因は ①女性ホルモンの減少 女性が閉経(生理が止まる)になると、 加齢に伴う卵巣機能の低下によって 卵巣から分泌している女性ホルモンのエストロゲンの分泌が急激に減少することで起こります。 そして、その減少が脳に伝えられるのですが 視床下部というところに自律神経の最高中枢がありそこに影響を及ぼし自律神経症状を引き起こします。 また、この年代の方は社会環境や人間関係でのストレスを受けやすくなるために 不眠やイライラなどの精神症状を引き起こします。 ②男性の更年期障害 男性にも更年期障害がありますが、男性の場合は女性のように生理が無いので閉経というものはありません。 しかし 男性ホルモン(テストステ